むくみの専門家がお送りするむくみ予防ブログ
2019.01.09
運動不足がむくみの原因?
足がむくむ原因は病気や食生活などいろいろ指摘されますが「運動不足」も大きな要因となります。
どのような状況でむくんでしまうのでしょうか?筋力とむくみの関係とは?
運動不足でむくんでしまう原因をその対策とともにご紹介いたします。
運動不足で足がむくむ?
日頃から体を動かしていない、休みの日は一日中ゴロゴロしてしまう、エスカレーターやエレベーターなど楽な移動手段をとりがち。
そのような生活を送っている人は、足のふくらはぎあたりが、むくみやすくなります。
また、何時間も同じ姿勢で仕事をしている人、長時間飛行機で移動している人なども同じように足がむくみます。
このように、ふくらはぎがむくんだり、足がだるくなったりするのは、運動不足が原因と言われています。
むくみの原因は足の筋肉不足
運動をしていないだけで、ふくらはぎがむくんでしまうのでしょう
実は、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部分なのです。
通常、足の血液は筋肉のチカラによってポンプのように押し出され、心臓に戻されます。
一日の歩数が少ない人は、足のポンプの働きが鈍くなり、下半身に老廃物が
溜まりやすくなっています。この老廃物が「むくみ」の原因です。
筋肉は、血液を重力の反対方向に流そうとしますが、筋肉量が少ないと、当然、ポンプの力が弱まり、流れが鈍くなります。
血流が悪くなると、老廃物がどんどんたまり、むくみはなかなか解消されにくくなります。
特に女性は、男性よりも筋肉の量が少ないので、ふくらはぎのポンプ作用が低下しがちです。
慢性的なふくらはぎのむくみを感じた場合、食事療法やマッサージではポンプ作用は回復しません。
適度な筋トレを継続して、足に筋肉をつけることが最善の対策です。
運動不足での足のむくみは筋トレが効果的!
ではここで、ふくらはぎのむくみに効果的な筋トレをご紹介します。
・カーフレイズ
カーフレイズは「ヒラメ筋」や「腓腹筋」など、ふくらはぎにある筋肉を鍛えるための筋トレ方法です。
腰幅程度に足を開いて立ち、壁などに手をついて体を安定させます。
安定させたら、かかとを地面から浮かせてつま先立ちとなります。
かかとをギリギリまで上げたら、ゆっくりと元の姿勢に戻す動作を20回繰り返します。
・トゥレイズ
トゥレイズは「すね」部分を鍛えるエクササイズです。
カーフレイズと同じように、腰幅程度に足を開いて、壁に手をつき体を安定させます。
つま先を地面からうかせてかかと立ちになり、ギリギリまで上げたら、ゆっくり戻す動作を30~50回繰り返します。
・かかと歩き
歩くときにつま先を地面につけず、かかとだけ歩くと、むくみを軽減することができます
長時間座り仕事をしている人は、ちょっとの移動時間をかかと歩きで過ごすだけで、むくみが解消されます。
効果的な方法は、かかと立ちをして、前方に4,5歩、そして後ろ向きに4,5歩歩きます。
これを1分間繰り返します。
筋トレは最低でも一か月以上続けないと、筋力がつきません。
できるだけ根気よく継続することがおすすめです。
また筋トレをする時間のない人は、着圧のあるタイツなどをはいて血流を良くする方法もあります。
足に負荷をかけない方法で、ふくらはぎのむくみを解消してください。
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